家の中の物を処分しないで家を売る方法4選!一押しはどれ?

お悩み・疑問

家を売却するとき、けっこう頭を悩ませられるのが、家具や家電などの荷物の処分ですよね。

特に、遠方の家・空き家・ゴミ屋敷などを相続した場合には、中にある物を処分せずに売ってしまいたい方も多いでしょう。

膨大な荷物の山をかき分けて分別し、処分することを考えると、「家と一緒に買ってくれないかな!」と思わず叫びたくなりますよね。

そこで今回は、家の中の物を処分しないで家を売る方法について、詳しくご説明します。

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家の中の物を処分しないで家を売る方法はあるのか?

タカトリさん、家の中の物を処分せずに家を売却することはできるの?

はい、これは「可能」です。

ただし、街角にあるような仲介の不動産業者に売却を依頼した場合、かなりハードルが高くなることだけは知っておいてください。

 

物件の中に残された家電や家具などのことを「残置物(ざんちぶつ)」と言います。

基本的に不動産を売却する際に「残置物」はないに越したことはありません。

 

理由は、いたってシンプルです。

通常「仲介」の不動産会社は、売却の依頼を受けてから「買いたい人」を募ります。

その場合、ほとんどの人が住むための家を探していますので、古い家電や家具は「不用品」であり邪魔者でしかないからです。

 

エアコンやテレビなどの状態の良いものなら、買う側のニーズによっては欲しがる可能性もあるでしょう。

ですが、ほとんどの場合は「不用品」であり、処分費用のこと等を考えると、査定要因としてマイナスでしかありません。

もちろんゴミ屋敷なんかは、もってのほかです。

 

そのため、仲介の不動産会社に売却を依頼した場合、残置物の処分は売る側が負うという流れが一般的なのです。

当然のように、処分費用も、自己負担ということになります。

 

中には、残置物を置いたままでも査定や売却を受けてくれる仲介業者も、あるにはあります。

しかし、それでもし仮に物件が売れた場合は、買った人が入居するまでの間に、不動産会社が残置物を撤去しなければなりません。

そのため、仲介業者に嫌がられるのはもちろん、場合によっては後で費用を請求されることもあるため、注意が必要なのです。

その仲介業者が不用品の回収業者に依頼していた場合、費用として1㎡につき1~3万円ほどかかりますので、仮に家が30㎡あった場合、30万円以上かかることを覚悟しておきましょう。

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家の中の物を処分しないで家を売る方法4選

じゃあ、残置物を処分せずに売るためには、どうすれば良いの?

代表的な方法は、以下の4つです。

1、家具・家電付き住宅として仲介で売却する
2、荷物を一時保管して家を売却する
3、更地渡し条件の土地として売却する
4、専門の買取業者にそのままの状態で売却する

一つずつご説明しましょう。

1、家具・家電付き住宅として仲介で売却する

先ほども書いた通り、仲介の不動産会社で売却する場合、残置物は売主が処分するのが一般的です。

ただ、残置物が家具や家電のみなのであれば、「家具付き住宅」「家電付き住宅」として販売するという方法があります。

この場合、家の中にある物、例えば家具やテレビのような家電、エアコンや照明などを一切処分せず置いたまま売りに出すことが可能です。

家具・家電が最初から付いているという売り出し方なら、人によっては新しく購入する費用が浮くからと喜ばれる可能性はあるかもしれません。

処分や取り外しにかかる費用、手間も省けるため、売主としても負担が軽減される売り方と言えるでしょう。

 

ただし、その残置物の状態がよほど良いものでなければ、買主には避けられやすく、結果として物件も売れづらくなります。

売主と買主の好みの違いもあるため、それが合致しなければマイナス要因となる可能性の方が高いでしょう。

ちなみに、仲介業者を通して一般の人に「残置物付き物件」を売却する場合、数年単位で時間がかかることはザラにあると覚えておきましょう。

売れた後のトラブル防止のために「付帯設備表」を作成する

残置物を残して売却する場合、後でトラブルに発展しないために、付帯設備表を作成しましょう。

付帯設備表とは、売却した物件と一緒に残置する(残していく)家具や家電、設備などの情報を記載した表のことです。

家の中のどこにどんな家具や設備があり、それがどんな状態なのか、残すのか撤去するのか、故障や不具合がないかなどを事細かに記載して、売主と買主の認識のギャップを埋めるのです。

 

ちなみに、付帯設備表は、必ずしも作成しなければならないという法的な義務付けはありません。

ですが、売買成立後に「言った言わない」の水掛け論に発展しないためにも、作成することをおすすめします。

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2、荷物を一時保管して家を売却する

残置物は、基本的には査定がマイナスに傾きます。

であれば、売却する時だけ、家具や家電などの荷物を外へ運び出して、貸し倉庫に預けておくのも一つの方法です。

貸し倉庫とは、家に置けない荷物を一時的に保管するためのスペースを貸し出すサービスのこと。

近年けっこう人気のサービスで、「トランクルーム」「レンタル収納」「レンタル倉庫」などの名称で利用されています。

これらのサービスでは、数ヶ月〜数年の単位で家具や家電などの荷物を一時的に預かってくれるため、売却できるまで利用させてもらうのです。

 

ただし、当たり前のことですが、貸し倉庫には費用がかかります。

倉庫がある立地や設備、サービス内容によっても違いますが、屋内型で「一畳8000〜9000円/月」程度、屋外型なら「5000〜6000円/月」程度かかることは覚悟しておきましょう。

もちろん物件が売れなければ、この費用はずっと払い続けなければなりません。

そのため、長引けば長引くほど経済的にはかなりキツくなってくることは念頭に置いておいてください。

3、更地渡し(現状有姿渡し)条件の土地として売却する

いわゆる「中古住宅」として販売するのではなく、「更地渡し(現状有姿渡し)条件の土地」として売却する方法もあります。

この方法は、まず建物が建っている状態で、「更地にして渡します」という条件付きで売りに出します。

その後、買主が決まった段階で建物を解体して「更地」にし、引き渡すという方法です。

一般的には、築年数が古い家屋を売却する時に有効な方法だと言われてます。

また、同時に「中古住宅」としての販売も同時進行することができるため、2種類のターゲット層にアプローチができるのがメリットと言えます。

 

ただし、デメリットとしては建物の解体費用がかかるということ。

費用の目安は土地や建物の状況、または業者によってかなり変化しますが、だいたい40坪くらいの木造住宅で150万円~300万円くらいは想定する必要があります。

また、売却する物件が再建築不可だった場合には使えない方法なので、その点は確認してから動き出すようにしてください。

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4、専門の買取業者にそのままの状態で売却する

結論としては、これが1番おすすめの方法です。

なぜなら、専門の買取業者は、どんなに残置物が山積みであっても、すべて引っくるめて物件を買い取ってくれるからです。

たとえ、その家が物やゴミで埋め尽くされた「ゴミ屋敷」であったとしても、です。

 

仲介の不動産会社は、買い手を探すことと、契約のサポートが仕事であるため、残置物は売主が処分しなければならないというのは、前述した通り。

しかし、専門の買取業者は、買い取った物件をリフォームや特殊清掃して運用するため、残置物があっても、そのまま買い取ることが可能です。

数十万円単位の処分費用や、貸倉庫の費用がかかるということも一切ありません。

残置物があって一般的には売れない状態にもかかわらず高値で買い取ってくれるのです。

 

また、現金化もスピーディーで、最短数日から数週間ほどで売却におけるすべての手続きが完了するのもありがたいポイント。

査定は完全無料なので、不用品の処分にお金や手間をかけずに売却したい人や、空き家やゴミ屋敷が売れずに悩んでいる人は、気軽に利用してみるといいですよ!

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ちなみに・・・残置物を処分するための費用はいくら位?

残置物を自分で処理することを考えてる人もいると思いますので、費用について少し触れておきます。

残置物の処分にかかる費用は、ざっくり以下の3つが基準になります。

・処分費
・人件費
・車両費

まず、処分費ですが、これは部屋の大きさから数値を割り出すことが多いです。

単位は、1m×1m×1mの「1立法メートル」が基本となります。

このため、全国的な処分費用の相場としては、1立方メートルにつき8,000円~15,000円ほどが妥当かと思われます。

 

ただし、これはあくまでも数字としての目安でしかありません。

実際は、物件に残された荷物の種類、大きさや量、状態などによっても大きく変化します。

 

人件費は、分別やトラックなどに積み込むために必要ですし、階段がきつかったり、通路が極端に狭かったりする場合、オプション料金を取られることもあるでしょう。

車両費は、トラックの大きさや台数で変化しますし、燃料費のことも考えなければなりません。

もちろん、部屋が大きければ大きいほど荷物の量も増えるため、何立方メートルあるのかによって金額は大きく変化します。

 

以上のことを踏まえて大まかに計算すると、一般的な一軒家の残置物を処分するための費用は、ざっくりと30万~70万円ほどはかかるということになります。

金銭的に余裕があって気にならないという方以外は、やはり予算的にかなり痛いと言わざるを得ないでしょう。

その点、専門の買取業者なら、そのような費用をまったく負担することなく、しかもスピーディーに高値で買い取ってもらえるのです。

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まとめ

今回は、家の中の物を処分しないで家を売る方法4選と、一押しの方法をお伝えしました。

まず、家を売却する際に、家具や家電などの荷物(残置物)は、無いに越したことはありません。

ですが、処分しないで売る方法は以下の4つがあります。

1、家具・家電付き住宅として仲介で売却する
2、荷物を一時保管して家を売却する
3、更地渡し条件の土地として売却する
4、専門の買取業者にそのままの状態で売却する

一押しの方法は、専門の買取業者に売却することです。

一般的な一軒家の場合、残置物の処分を頼むと大体30~70万円ほどかかります。

専門の買取業者なら、そのような費用は一切かからず、高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。

査定は完全無料なので、まずは「無料査定」を利用するといいですよ!

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